鍾乳洞はキモい。 どう見ても病んだ器官の一部(そしてその病気はうつる)という感じがする。、そんな明らかに病気の器官から膿がはじけてたまに顔とか頭に落ちてくるからヤバい 音が響くところと響かないところがあるのも絶対に捕まえて殺しますという感じ。ここで死んだらわたしも石になるのか、むしろ石になりたい、誰も見つけてくれるな、やっぱり石にはなりたくない、という気持ちで揺れながら一目散に外に出た。

どんなに好きな人たちとでも、自分には2人以上での集団行動が不可能だということがわかり、諦めて一人で商業施設をうろつく。施設のおじさんとたくさん話して酔っ払ったり、旅行客にアイスを勧めながらたくさん話したり、アンパンマンの課金遊具でバイキンマンにアンパンチをしまくったりしながら外に出る。ここに沖縄の本質は一切ないなと感じたけれど、楽しかった。

蛇のお酒は体温がすぐ高くなる。

 

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沖縄に私を知ってくれている人なんているのかしらと思った。いた。びっくりした。緊張して泣きそうなお嬢さんまでいたから、ああわたしはすべての地方の人に会いに行けるようにならなくてはならないし、絶対にもっと売れなくてはいけないし、もっと上手に柔らかいところまで触りに行けないといけない。

みんなきちんと物販を作ったり、接客をしたりしていて、自分の絵を適切な形でグッズにして届けるとか、見ていてにこにこしちゃうものにするとか、そういうことについて死ぬほど真摯なんだなと思った。うまく続けていける人たちはいつだってきちんとしている。わたしはいつものようにあんまり上手におしゃべりできなくて、似顔絵を描きながらずっと、いつから付き合い始めたんですか、とか、いまなにしてはるの、とか好きな色は、とか、興味のままそんな事ばかり聞いていたり、パンダを流血させられない理由について説明したり、好みの男の子が来てくださったのでわあ好みです、美しいですと言いながら似顔絵を描くために舐めるように見るなどしていた。本当にいつ死んでも殺されてもおかしくないな。

会場のハンバーガー屋さんはすごくいい人だったし、イベントに協賛してくれた会社の人もわざわざ東京からいらしてくれた。ありがたい事だと思う。そこで興味のまま質問しまくったり、私が楽しくお喋りしたり、私利私欲を満たしまくるのっていいのか?と思ったけれど、多分いいのだと思う。私利私欲をどれだけ拡張して充足させられるかを問題にしたい。