駅で、等身大ちょうど口のあたりになる壁に嘔吐のあとを見た、なぜそんなことになったの、ふられた、仕事がうまくいかなかった、泥酔してみたくてやってみた、壁に恨みがある、とか色々考えたけどわからない。

泥酔して男に可愛がられる、もしくは最悪に鬱陶しいと思われながら介抱される、アタシを可愛がりなさいよの別語を永久にありとあらゆる風に撒き散らす女たちはいつどういうタイミングでチヤホヤも介抱もされなくなるんだろ。声が若さを失った時?肌が若さを失った時?全然関係なく、10000チヤホヤぐらい貯まった時?周りの人たちが許してくれてるってもう思えなくなった時?そもそも許されてると思っているのか問題はあると思う、わたしはその、構ってもらえなくなった瞬間の顔が見てみたいよ。彼女たちは何になっていくんだ。絶対壁なんかに一人で吐くことがなさそうな、たとえ吐いたとしてもその記憶は完全になかったことにできる女たち。